
盛岡市のNさんの家族になりました。
(2013/9/13譲渡。会でのお名前;茶色のそらちゃん・男の子)
そらを家族に迎え入れて一か月が過ぎ去りました。
そらは我が家に来て数日を経てから
体中をかきむしるようにしておりましたので、
健康診断を兼ねて「O動物病院」にて診察をしてもらいました。

便には異常はなかったのですが、
どうやら寄生虫が疑われるとのこととで、
何か所かの皮膚を採取して顕微鏡検査をしたものの
寄生虫はみつかりませんでしたが、
その症状からして
疑い濃厚ということで
取り敢えずは化膿止めの注射をし、
服薬にて様子を見ようということになりました。
そちらで御厄介になっている間は
そのように体を痒がる様子はなかったようでしたが、
担当の医師によれば
「生きていくこと」に精一杯で
痒みに対応するだけのゆとりがなかったのだろう、とのことでした。
第2回目の診察で寄生虫がみつかり、
本格的な処方がなされまして回復に向かっています。
あと2回ほど駆除の注射と朝夕の薬の服用で完全に治る見込みです。

体重の方もこの1か月の間に3キロ程増加しました。
十分に体力がついて、ダニの駆除を済ませた上で
狂犬病の予防接種をすることになっております。
去勢手術については、そらが外出するのは朝夕の散歩のときだけですし、
それ以外は室内におりますので、手術の必要性はないものと考えております。
そらはそちらで保護されていた頃は
夜の小用は不要だとお聞きしておりまして、
夕方の散歩を終えて妻の手作りの夕食をすませてから
割と早い時間帯に私の寝室で一緒に寝ていたのですが、
当初はなかなか寝付かれないようにて、
いかにも悲しそうな声で啼いていましたので、
妻が見かねてビスケットを与えておりました。
幾日かしてそらの専用の布団が湿っていたので、
寝汗をかいたのかと天日干しをしたのでしたが、
そもそも「犬は汗をかくことはない」ということから、
どうやらおしっこを少しばかり漏らしているようだということが判明しました。
大量に済ますのではなく、ほんの少しだけ漏らしていたようにて、
けなげに我慢をしていたそらが一層愛おしくなりました。
今では深夜近くになって妻が外に連れだして
用足しをさせていますので朝までぐっすりと寝入っています。
そして朝になればドックフードを食べて、
たっぷりの散歩に出かけて大小の用をたしています。
昼にはビスケットを貰い、午後はのんびりと居間で過ごします。
夕方になるとまた散歩に連れ出して、
朝の散歩と同じ具合なのですが、
家に帰るなり台所にいる妻のもとを離れず、
踏みつぶされそうで危なくてなりません。
りードで食卓に繋くのですが、台所の妻に向かって盛んに吠え続けます。
キャベツを刻む音がたまらなく嬉しいようです。

夕飯は主として鶏肉とキャベツ入りの雑炊でして、
毎回嬉しそうに尻尾を振りたてて坐って、
「いただきます」の挨拶を済ますと猛烈な勢いで鍋に顔を入れて食べております。
貼付の写真はこの一か月の間の幾コマです。

よろしければホームページにてご紹介してください。
当方の電話番号と名前をいれてもらうことになっている
迷子札が届いておりませんので、
首輪には未だに「動物いのちの会」と刻印されたものを
ぶら下げてはいますが、
食事の時には必ず「N・そら君」と呼びかけておりまして、
間違いなく「N・そら」となりました。
のんびりと元気にすごしております。
ー譲渡1ヶ月後の報告メールよりー
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