
【会です】
2015/3/11東日本大震災から4年目の春を迎えました。
会の力量を超える数の・・被災犬猫達。
呆然としてしまうような現地の惨状を
現実とは受け入れられないままのレスキュー。
東日本大震災の犬猫をレスキューを前に
会では、ルールを3つ決めました。
・金銭(現金)は会として直接のご寄附は受けない。
・物資は、施設・被災地どちらに使ってもかまわないと
了解を頂いた方からのご寄附だけを頂戴する
・保護犬猫は、元の飼い主さんに戻すことを目標に
預り先は、いつでも飼い主さんが会えるように近くに預り。
譲渡の場合は、犬猫の負担が少ないように、
里親さんに託していくこと。
会では、ご寄附を頂きましても、戴きました皆さまへ、
お礼・・すら申し上げることが難しい状況でした。
施設には200匹の保護犬猫も常時保護しております。
通常の会計と被災用を分けたり、戴きましたフードを
施設保護の犬猫用、被災用・・と分けて管理することも
全員がボランティアでの運営では、事実上困難な状況です。
「大震災の被災犬猫へ」という、
会を信頼してご寄附やご支援を下さる皆様へ
会計報告ができないなら、
金銭でのご寄附を頂くわけにはいきません。
会への信頼を失うことだけは避けなければなりません。
莫大な費用が掛かります事は覚悟の上
信頼を守ることが一番大切な事と
なんとか頑張ろうと判断いたしました。
そこで、金銭面でのご寄付は全てご遠慮させていただきました。
当時申し出を頂きました皆様、このような事情でした。
どうぞお許しくださいね。
金銭面でのご寄附は、全て
「公益法人 日本動物福祉協会」へお願いし
こちらから「岩手県災害時動物救護本部」を通じて
設置期間中の活動実績に応じたご寄附を
会に頂戴いたしました。
かかりましたガソリン代相当額は、実費で頂戴いたしました。
深くお礼申し上げます。
しかし、「岩手県災害時動物救護本部」設置期間中でも、
一番必要な時期に、フード等の支援は全く頂けませんでした;;。
施設の保護犬猫200匹に頂くフードだけでは、
被災保護犬猫のフードにはどこにも足りません。
スタッフの自腹を切ってもどこにも足らない実情です。
どの子に食べさせてもかまいません、
1匹でも助けてあげてください
このような申し出を頂きました方が多かったこと(^^)
当時戴きましたフードがどんなに助かり
お腹をすかせ衰弱して保護された被災犬猫の命をつないだか
ご報告申し上げ
改めてご支援に深く感謝申し上げます。
2011/12からは、「アマゾン」被災地に登録させていただき
必用なフードにつきましては、ようやく
随時お願し頂戴することができるようになりました。
この時期でもまだ沢山被災地の保護犬猫が
お腹をすかせて保護されており
戴きましたフードや消耗品のお蔭で
命を救い、繋ぐことができましたことに深く感謝申し上げます。
一旦保護しましても、
津波にのまれ命からがら保護された犬猫達は
体調もすぐれません。
治療費も莫大・・・です。
頑張れがんばれ・・
このお金で、助けてあげて下さい。
被災の子でも、施設の子でも、必要な子のために
被災地保護犬猫へのカンパはご辞退させていただいておりましたが
厳しい実情を知り、使途を限定しないご寄附。
こんなうれしいあたたかいご支援も続きました、
震災保護犬猫にかかります
毎月100万円を超える・・・治療費・・
会としては莫大な…費用です。
どうやってまかなえばいいのかと困りはてておりましたら
「会のカレンダー」販売をしった全国の皆様から
ご注文が次々と・・・
あっという間に10000冊をお求めいただく事ができました。
売り上げのお蔭で、当面の治療費用の目途もたちました。
支援病院様からも、会の窮状をしり、
会特別のご配慮料金(格安)のご支援をいただく事ができました。
皆が元気になり、命をつなぐことができました。
皆さまの気持がつながり、
1筋の糸となり、道をつくり、導いていただきました。
この4年間、
名古屋市のKさまを始め
全国、世界中の会をご支援いただきました皆様に
ご縁を繋ぎ、ご支援を継続していただいております。
深く感謝申し上げます。
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